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金融商品仲介

必ずお読みください 金融商品仲介の重要事項

いざ、買ってみよう お取り引きの流れ

これまで、投資対象企業を選ぶ際に参考となる情報をみてきました。次は実際に証券会社に口座を開き、株式の取り引きを行うまでの流れをみていきましょう。

大切なポイント

  • お取り引きの流れ (1)交付書面 (2)注文 (3)取り引き結果の確認 (4)代金の精算
  • 注文方法には「指値注文」と「成行注文」があります。
  • 基本的な株式の取引時間には、注意が必要です。
  • 売買注文には優先順位があります。
  • 証券会社を通じて買った株式は、証券保管振替機構(ほふり)で集中管理されます。
  • 2009年1月から株券が電子化され、現物の株券は無効となります。

口座の開設

株式の売買を始めるには、銀行に預金するのと同じように、まず証券会社に取引口座を開設する必要があります。(ソニーバンク証券での取引口座開設については「ソニーバンク証券のお取り引きの流れ」をご覧ください)
証券会社の取引口座には、売却益所得にかかる税金の申告方法によって、「一般口座」と「特定口座」の2種類を選ぶことができます。詳しくは「税金の申告」の項で解説します。
取引口座が開設されると、株式の売買を行うことができます。

株式のお取り引きの流れ

契約締結前交付書面の確認

株式のお取り引き前には、契約締結前交付書面を確認する必要があります。
「契約締結前交付書面」とは金融商品取引法により証券会社がお取り引きをする前にお客さまにお渡ししなければならない書面です。契約締結前交付書面には、お取り引きにあたりお客さまにとって大切な事項(当該金融商品取引契約の概要、手数料等の事項、リスク等の事項など)が記載されていますので、よく読んで理解しましょう。

注文

株式の注文をする時は、次の事項をはっきりと決めたうえで行う必要があります。なお、株式を買う場合は受け渡し金額以上の金額を、前もって証券会社の取引口座に預ける場合が多いようです。

  • 銘柄名と銘柄コード(通常は4桁からなる数字コード)
  • 売り、買いの別
  • 株数
  • 指値(さしね)または成行(なりゆき)の別、指値の場合は値段
  • 注文の有効期限

取り引き結果の確認

お取り引きが成立すると、証券会社から、そのお取り引きの結果などを記載した書面(一般に取引報告書などといわれています)が交付されます。取引報告書の書面には「売買単価」「手数料」「受渡代金」などが記載されていますので、注文した内容と相違ないかどうかを確認しましょう。

代金の精算

株式の取り引きが成立すると、原則としてその日から起算して4営業日目(約定日+3営業日目)に売買代金の精算(受け渡し)が行われます。株式を売却した時には、この日以降であれば売却代金を受け取ることができます。

取り引きの流れ

注文方法

売買注文には値段の限度を指定する「指値(さしね)注文」と、値段の限度を指定しない「成行(なりゆき)注文」があります。

指値注文

売買注文の際に希望する値段を指定する方法です。しかし、買い注文の場合は指定した値段より1円でも高ければ買うことはできませんし、売り注文の場合は、指定した値段より1円でも安ければ売れないことになります。

成行注文

売買の株数だけを提示し、値段の指定をしない注文のことです。売り買いの注文が極端に少ない銘柄でなければ、取り引きが成立します。このため、取り引きの値段よりも取り引きの成立を優先する時には、指値注文より成行注文の方が適切といえます。ただし、注文発注時に約定値段が確定していないため、想定より高い値段で買うことになったり、低い値段で売ることになったりする場合があります。

インターネットで注文する場合は、注文内容の確認画面などで銘柄、売買の別、価格、数量などを必ず確認しましょう。

証券取引所の取引時間と取引日について

日本の証券取引所は東京証券取引所、大阪証券取引所、名古屋証券取引所、JASDAQなどがあります。証券取引所では、土・日と祝日などを除いて午前と午後に分けて取り引きが行われます。日本で一番大きい取引所である東京証券取引所の取引時間は、午前は9時から11時まで、午後は0時30分から3時までとなっています。

取引日は年始の1月1日〜3日と12月31日以外の平日とされています。なお、年始の大発会(だいはっかい)と年末の大納会(だいのうかい)は午後の取り引きは行われません。なお、一部のネット証券などでは私設取引所を開設して、夜間取引を実施しています。

注文成立のルール

投資家の売買注文は、証券会社を経由して証券取引所に送られます。証券取引所は、銘柄ごとに売注文と買注文を集計し、一定のルールに従って、優先順位の最も高い売注文と買注文の間で、条件が合ったものから取り引きを成立させていきます。

  • 成行注文は、指値注文よりも優先されます
  • 売指値注文は、低い値段の売指値が高い値段の売指値よりも優先されます
    買指値注文は、高い値段の買指値が低い値段の買指値よりも優先されます
    (例えば、800円と810円の指値注文がある時、売指値注文では800円の売指値注文の方が優先順位が高く、買指値注文では810円の買指値注文の方が優先順位が高くなります。)
  • 同じ値段の指値注文の間では、より早く取引所に届いた注文が、後に届いた注文よりも優先されます

注文成立の優先順位

購入した株式の管理

投資家が証券会社を通じて株式を購入した場合、株券は証券保管振替機構(ほふり)で集中管理されます。株券を証券保管振替機構で集中管理する制度のことを「保管振替制度」といいます。

投資家は購入した株券を機構に安全に預けたままで、株主の権利を有することができます。また、売買などを行う場合も株券を機構に預けたまま、取り引きが簡単、迅速かつ安全に行われることになります。

株券は電子化(ペーパーレス化)に

上場企業の株券は、2009年1月から一斉に電子化(ペーパーレス化)される予定です。株券が電子化されると、現物(紙)の株券は無効となり、すべて電子的に管理されるようになります。

電子化される時点で証券保管振替機構に預けられている株券については、証券会社や証券保管振替機構などが手続きをするため、投資家は特別な手続きをする必要はありません。しかし、証券保管振替機構に預けていない株券を持っている人は、株券が電子化されると株主の権利を失ってしまいます。このため、証券保管振替機構に預けていない株券は、株券が電子化される前までに、証券保管振替機構に預けておく必要があります。

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