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株ってなんだろう 株式投資のリスク 1
投資の判断や、その結果生じる収益や損失は、すべてその投資を行う人に返ってきます。特に株式は、高いリターンが期待できる反面、リスクも高い金融資産であるため、株式投資を行う人は、投資に伴うリスクを十分に理解することが大切です。株式投資にはどのようなリスクがあるのかみていきましょう。

大切なポイント
- 株式投資には「価格変動リスク」「信用リスク」「流動性リスク」「売買の規制」などのリスクがあります。
株式投資のリスク
(1)価格変動リスク
価格変動リスクとは、株式の価格が上昇したり、下落したりすることをいいます。株式を購入した時と比べて、株価が上昇すれば利益が生じ(キャピタル・ゲイン)、株価が下落すれば損失が生じます(キャピタル・ロス)。価格変動を引き起こす原因はさまざまですが、主なものとして景気動向、企業業績、金利、為替相場、物価などがあげられます。株式の価格変動を引き起こす原因については後半で説明します。
(2)信用リスク
株式を発行した企業が倒産するリスクのことです。株式を発行した企業が倒産すると、配当が出ませんし、その企業の株式を換金(売却)することも難しくなります。さらに、借金が多く財産が残らなかった場合には、株主へ財産の分配はありません。
(3)流動性リスク
上場企業が、上場の取り止めを申請した場合や、市場で売買される株式の量が少なくなって公正な価格を維持するのが困難になった時、上場企業が倒産状態になった時などには上場が廃止されます。つまり、その株式は、取引所での売買が行われなくなるわけです。
保有している株式の上場が廃止されると、取引所で売買できなくなるため、思うようなタイミングで売れなくなったり、安い値段でしか売れなくなる場合があります。
(4)売買の規制
取引所では、それぞれの株式ごとに、1日の株価の変動幅を、前日の終値などから上下一定範囲に制限するという規制を設けています(これを「値幅制限」といいます」)。これは、市場で一時的な注文の集中などにより株価が大きく動くと、投資家がそれだけを見て誤った投資判断を行ってしまい、そのために損失を被ることを避けるためです。このような場合、一定範囲を超えた値段で売買したくても、取り引きは成立しないことになります。
また、市場が混乱した場合などには、落ち着きを取り戻すことを目的として、取引所はすべての銘柄の値幅の制限を縮小したり、状況によっては売買を停止するといった措置を行う場合もあります。
このように、取引所による売買の規制のため、株式の換金が思うような値段で行えない場合があり、これも株式投資のリスクといえます。


