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外国為替証拠金取引を行なう際には、レートが上昇トレンドにあるのか、下降トレンドか、または横ばいトレンドなど、相場のトレンド(方向性)をチェックしておく必要があります。トレンドを知るのに活用したいのが、『移動平均線』です。
まずは移動平均線とは、何かをおさえておきましょう。
下のローソク足チャートを見てください。ローソク足(日足)とともに描かれている線、それが移動平均線です。ローソク足はその日の始値、終値、高値、安値の4つで構成されていますが、移動平均線は過去何日間かの終値の平均を線で結んでいます。
たとえば『5日線』では、6月1日の部分には、6月1日を含めた過去5日間の終値の平均(5日間の終値を合計して5で割ったもの)に点がおかれ、6月2日の部分には6月2日を含めた過去5日間の終値の平均に点がおかれ、それらの点が線で結ばれているわけです。

移動平均線には、5日線、9日線、13日線、25日線、75日線など、さまざまなものがあり、チャートでは2本が併記されるのが普通です。短期的な動きをみるには日数の短いもの、長期的な動きを見るには日数の長いものが利用されます。
移動平均線から読み取りたいポイントを2つ、お話しましょう。
ひとつはトレンド。移動平均線が右上がりで推移していれば上昇トレンド、右下がりで推移していれば下降トレンド、大きな動きがなく水平に近い動きをしていれば横ばいトレンドです。
「あれ? それではローソク足と同じでは?」と思われるかも知れませんね。
ローソク足は始値、終値などで構成され、一定期間(1日、1週間、1カ月、1年など)の値動きを示します。その期間に大きな値動きがあれば、ローソクが長くなったり、ヒゲが長くなったりします。
対して移動平均線では一定期間の『平均』を繋いでいるため、急落、急騰といった極端に大きな値動きが排除され、相場のより大きな流れをつかむことができると考えられています。

もうひとつ、移動平均線で確認したいのが、『現在の為替レートが移動平均線から離れすぎていないか』、です。
移動平均線から大きく離れているとしたら…? それはレートが急騰または急落していることを示します。ポジションを持っている場合は、損益の様子を要チェックです。
また移動平均線から大きく離れると、そのあと、移動平均線に近づこうとする動きが起きるといわれています。大きく上がっているということは、買う人が多いからですが、上がったことが分かれば今度は売りたい人が多くなります。そこで、大きく上がってしまったときは下げに、大きく下がってしまったときは上げに転じやすい傾向があるのです。
ソニーバンクの外国為替チャートでは、移動平均線を表示できますので、チェックしてみましょう。