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為替・金利レポート
フィスコ為替・金利レポート:米ドル 2008年7月7日〜7月11日

米ドル安円高 106.30円(前週比-0.45円 円高)(日本時間7月12日6:00時点)
先週からの債券利回り 中期債上昇/長期債低下

(為替の動向)
東京株式市場の13営業日ぶりの反発、韓国中銀によるドル売り・ウォン買い介入に伴う外準(外貨準備)調整絡みのドル・円買い観測などを背景に106円66銭から堅調となり、G8サミットでドル支援示唆との思惑もあり107円75銭まで上昇。だが、イランのミサイル試射や「イスラエル空軍機がイラク上空で軍事演習」との報道(後否定)などによる地政学的リスクの高まり、また、米政府系住宅金融機関問題を受けた信用不安を受けてドル売りが優勢になり、105円66銭まで下落した。
(債券利回りの動向)
米政府がファニーメイ、フレディマックの2社(米政府系住宅金融機関)の救済に追い込まれるとの観測で米国債利回りは上昇した。ブッシュ米大統領、ポールソン米財務長官、米上院銀行委員会委員長がファニーメイとフレディマックの2社を国有化するとの可能性を否定しているが、救済観測は根強く安全資産としての2年債などの需要が減退、利回りが上昇した。また、11日に発表された6月米輸入物価指数が市場予想を上回った(前月比+2.6%、前年比+20.5%)ことも意識されたようだ。米国2年債利回りは2.53%付近で取引を開始し、一時2.35%付近に低下した後に2.62%付近に上昇、2.59%付近で越週。10年債利回りは3.97%付近で取引を開始し、一時3.78%付近に低下した後に3.96%付近に上昇、3.95%付近で越週。
【買い要因】
  • バーナンキFRB(米連邦準備理事会)議長:インフレ&ドル安懸念
  • ポールソン米財務長官:ドル買い介入示唆&景気刺激策
  • G-7声明「過度な変動懸念」
【売り要因】
  • FRB利下げ打ち止めも早期利上げ示唆せず。リセッション(景気後退)懸念
  • 中国人民銀行:利上げ・人民元切り上げ&米中通商摩擦
  • 地政学的リスク&米金融機関追加損失計上懸念

7/14〜7/18 予想レンジ:104.50円〜107.50円

 

  • ※本資料のご利用については、必ずディスクレーマー(免責条項)をお読みください。

レポート提供:株式会社フィスコ

http://www.fisco.co.jp/

株式会社フィスコは1995年5月に設立された日本では数少ない独立系の金融市場の調査機関として、機関投資家や個人投資家へリサーチサービスを提供しています。

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