MONEYKitトップ > from MONEYKit > 為替・金利レポート > フィスコ為替・金利レポート:米ドル 2008年6月23日〜6月27日
米ドル安円高 106.15円(前週比-1.18円 円高)(日本時間6月28日6:00時点)
先週からの債券利回り 中期債低下/長期債低下
- (為替の動向)
- 本邦輸入企業のドル買い、独・6月IFO業況指数の下振れによるユーロ売りをきっかけにしたドル買い、外貨建て投信設定に絡んだ円売りで107円台前半から108円乗せとなり、米FOMC(連邦公開市場委員会)で政策金利が据え置かれ、声明においてインフレ懸念が強調されたことを受け108円42銭まで上昇。だが、早期利上げの示唆はなく、予想されていたほどタカ派な内容ではないとの見方からドル売りに転換、米自動車大手が破産申請との噂(後に否定)、金融機関の損失拡大懸念などを受けた米株式市場の大幅下落に105円85銭まで下落した。
- (債券利回りの動向)
- 25日発表の米FOMC声明内容が早期利上げの可能性を明示しなかったとの見方が広がったことや26日のNYダウが前日末比350ドル超の大幅下落となったことで中期債などの利回りが低下。
追加損失懸念などの大手証券会社の業績不安や信用格付けなどを背景にNYダウが続落したことで米国債利回りが低下した。米国2年債利回りは2.86%付近で取引を開始し、一時2.60%付近に低下し、2.62%で越週、10年債利回りは4.135%付近で取引を開始し、一時3.95%付近に低下し、3.96%付近で越週。
- 【買い要因】
-
- バーナンキFRB議長(米国連邦準備理事会):インフレ&ドル安懸念
- ポールソン米財務長官:ドル買い介入示唆&景気刺激策
- G-7声明「過度な変動懸念」
- 【売り要因】
-
- FRB利下げ打ち止めも早期利上げ示唆せず。リセッション(景気後退)懸念
- 中国人民銀行:利上げ・人民元切り上げ&米中通商摩擦
- 地政学的リスク&米金融機関追加損失計上懸念
6/30〜7/4 予想レンジ:105.00円〜108.00円
- ※本資料のご利用については、必ずディスクレーマー(免責条項)をお読みください。
レポート提供:株式会社フィスコ
株式会社フィスコは1995年5月に設立された日本では数少ない独立系の金融市場の調査機関として、機関投資家や個人投資家へリサーチサービスを提供しています。

