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為替・金利レポート
フィスコ為替・金利レポート:ユーロ 2008年6月2日〜6月6日

ユーロ高円安 165.55円(前週比+1.37円 円安)(日本時間6月7日6:00時点)
先週からの債券利回り 中期債上昇/長期債上昇

(為替の動向)
英最大手住専会社に関する懸念からのポンド・円の売りに連れて164円25銭から軟調推移となり、米証券大手の格下げによる信用市場の懸念再燃を受けた株式市場の下落、米金融機関の損失観測を受けた売りに161円74銭まで下落。だが、バーナンキ米FRB(米国連邦準備理事会)議長のドル安懸念示唆発言でドル・円が106円台に乗せる動きに連れ、ショートカバーの買いが強まり反発、トリシェECB(欧州中央銀行)総裁の7月利上げの可能性示唆により166円17銭まで上昇。その後、米5月失業率上昇などによる株価大幅安に165円台へ反落して終了。
(債券利回りの動向)
5日に行われた会見でトリシェECB総裁が7月利上げの可能性を示唆したことからユーロ圏の政府債利回りはドイツ国債2年などの中期債利回りが上昇した。今回の定例理事会では複数の委員が利上げを支持した。会見ではトリシェECB総裁は「物価安定リスクは一段と上昇」、「ECBは警戒体制を強化」、「来月の利上げ可能性を排除しない」等の見解を表明している。また、バーナンキ米FRB議長もインフレ悪化を警戒しており、ユーロ圏の政府債利回り水準に微妙な影響を与えた。米5月失業率の大幅上昇はあまり意識されなかったようだ。ドイツ国債2年利回りは4.31%付近で取引を開始し、一時4.78%付近に上昇、4.64%付近で越週、ドイツ国債10年利回りは4.40%付近で取引を開始し、一時4.49%付近に上昇、4.42%付近で越週。
【買い要因】
  • ECB総裁「7月利上げの可能性は排除できない」
  • 独5月IFO景気動向指数が103.5で予想(102)を上回る、4月は102.4
  • 各国中央銀行外貨準備&原油決済通貨:ユーロ・シフト観測
【売り要因】
  • バーナンキ米FRB議長のドル安懸念示唆発言
  • 米利下げ停止観測
  • トリシェECB総裁:為替の過度の変動は歓迎しない。最近の為替相場は急激brutal

6/9〜6/13 予想レンジ:164.00円〜167.00円

 

  • ※本資料のご利用については、必ずディスクレーマー(免責条項)をお読みください。

レポート提供:株式会社フィスコ

http://www.fisco.co.jp/

株式会社フィスコは1995年5月に設立された日本では数少ない独立系の金融市場の調査機関として、機関投資家や個人投資家へリサーチサービスを提供しています。

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