MONEYKitトップ > from MONEYKit > 投信レポート > 「見ると聞くとじゃ大違い!? 現地視察レポート」シリーズ〜第二弾 中東 > 第5回 ドバイあれこれ編〜スークとショッピングセンター〜
〜 スークとショッピングセンター 〜

スパイス・スークのお店。店頭にはたくさんのスパイス。
アブラの乗り場の近くには、両岸ともに古くからある“スーク”(市場)が広がっています。
布地やドレスを扱う店が建ち並ぶスーク、スパイスや日用品などを主に扱っているスパイス・スーク、金を扱うお店が密集しているゴールド・スークなど。
アブラ乗り場からすぐのスパイス・スーク(「デイラ・オールド・スーク」)では、イランから運ばれた様々なスパイスが、大きな麻袋のようなものに入って並べられています(イメージ的には築地のような感じで、スパイスや日用品が売られている)。日本で購入すると少量でも結構なお値段のするサフランなども、たくさん入って手頃なお値段で売られているようです。日本人観光客もよく訪れて買って行くのか、お店の人から「安いよ!」と日本語で話しかけられました。。。。。

左:スーク周辺
右:ゴールド・スークの入り口。真ん中の茶色のアーケードが入り口です。
スパイス・スークの路地を少し奥に進んで行くと、「ゴールド・スーク」の入り口があります。
アーケードに囲われたメイン・ストリートの両側のショーウィンドウはキンキン・キラキラ、右を向いても左を向いても、金・金・金、金の宝飾品で眩いばかりに輝いています。並んでいるのは金のみならず、ダイヤモンドや真珠などを使ったジュエリーなど、いろいろな種類のものがウィンドウを飾っています。ここを訪れた女性の目は、金やダイヤモンドに負けないくらい爛々と輝くのではないでしょうか。

左:ゴールド・スークのお店
右:ゴールド・スークのお店のショーウィンドー。キンキン・キラキラ
ゴールド・スークでは、金はその日の時価で量り売りです。気に入ったジュエリーは金の重さを量ってもらい値段が提示され、そこから店主と交渉です。記念に何か購入しようかと思っていましたが、私達がスークを訪れた頃は、金価格が900ドルを超えて更に上昇している時で、でもその時はその後1,000ドルまで上昇するなどとは思えなかったので、「この高値では買えないなぁ」と断念した次第です。
右を向いても左を向いても、とにかく金・金・金。これだけ金や宝飾品が集中していると、泥棒や強盗が押し入る事は無いのかしら?と改めて心配になり、またまたガイドさんに尋ねてみたところ、「閉店時には皆シャッターを下ろして行くし、あまり聞いたことが無い」とのお返事でした。やはり、景気が良く潤っているところでは、犯罪も少ないということを再確認したのでした。
スパイス・スークの対岸のアブラ乗り場からすぐの場所には、布地を扱うお店が並ぶスーク「ドバイ・オールド・スーク」があります。四方八方、布地屋さんばかり。これで成り立つのかしら?と思いましたが、そうです、ドバイは交易の中継地。それらが全てドバイの消費者のためだけにあるのではなく、一旦ここに集められた布地の多くは、ここからまた周辺の各国へと売られて行くのだそうです。なるほどね。
軒を連ねる布地屋さんには、「お仕立てします」(だと思われる)の案内を出しているところを多く見かけます。日本のYシャツやスーツのお仕立て承ります、と同じ感じです。でも、地元の人でスーツを着ている人は殆どいないので、何をオーダーするのかな?と思ったら、男性が着ている民族衣装のあの白くて長いシャツドレス、“カンドゥーラ(kandura)”だそうです。そういえば街中で、同じ白でも光沢があり高級そうな生地のものや、ベージュや黄色のものを着ている人、また襟が付いているタイプや、ダブル・カフスにしてカフス・ボタンでおしゃれを楽しんでいる人など見かけたことを思い出しました。皆それぞれにこだわりがあるようです。典型的なカンドゥーラの仕立て代は100〜200ディルハム(約3,000〜6,000円)ほどとか。
ちょっと話は逸れますが、カンドゥーラの時に足元は何を履いているか。
一般的にはサンダルがしっくりときますが、ドバイでは普通の靴を履いている人も多く見かけましたよ。

Mall of the Emirates
さて、スークの現代版といえば、ショッピングセンターでしょう。
ドバイ市内には、高級ブランドショップも入っている巨大ショッピングセンターが、代表的なところで6つ程あり、更に今後も世界最大のものを含め複数の開業が予定されています。まさに“ショッピング天国”、地元人達も「中東の香港」と言っているとか、いないとか。。。。。
その中の一つ「モール・オブ・ジ・エミレーツ(Mall of the Emirates)」に行ってきました。
全体の雰囲気は、アメリカにある大型ショピングセンターとほぼ変らない感じです。3階建ての建物の中には、いろいろな施設が詰まっています。ルイ・ヴィトン、ブルガリ、ティファニーなどの高級ブランド店から、アラビア・ファッション、アラビアのお土産物屋まで、450以上のショップが入っています。その中には、フランスの高級スーパーマーケットのカルフールやホーム・センター、大型電器店などもあります。
もちろん飲食店も数多く、大きなフード・コートも含め約75以上のレストランやカフェが入っています。その他に劇場や映画館、室内アミューズメント・パーク(遊園地の小さいもの)など遊べる施設も充実している上、ホテルも隣接しています。

左:Mall of the Emirates
右:Mall of the Emiratesのショップガイド

SKI DUBAI。ガラス越しにゲレンデが。
そしてここには、な、な、なんと、屋内スキー場“SKI DUBAI”があるんです。雨すらめったに降らない砂漠の国に、スキー場です!
この人工スキー場、広さは22,500m2(サッカー場3面分)、高低差は85m(約25階分)、滑走コースは幅80m・全長400mでリフトも完備、子供が雪遊びできるプレー・ゾーンもあり、本格的でかなりの規模です。遠方から見える外観は銀色の大蛇のようです。料金はウェア、スキー一式のレンタル料込みで、大人2時間150ディルハム(約4,500円)、1日だと270ディルハム(約8,100円)と手頃なお値段です。
しかし、またなんでドバイでスキー?と思いますが、まず“雪”を見たり触れたりする機会が無いであろう国民に是非見せてあげたい、と王様(首長)が思ったようです、とガイドさんは言っていました。あの暑い国にスキー場を作ろうという発想がスゴイなぁと思いますし、実現できる資金力、余裕が今のドバイにはあるのだなとも改めて実感しました。
「モール・オブ・ジ・エミレーツ(Mall of the Emirates)」では、「SKI DUBAI」にちなんで雪の結晶をロゴマークにしたオリジナルのポロシャツやキャップ、マグカップなども販売しており、ただの“ショッピングセンター”というよりは、“ショッピングリゾート”(?)とでも言った方が合うような気がします。
そうそう、ショッピングセンター内でイスラムの国ならではと思った点がありました。それは施設内に用意されているお祈り専用の場所(案内にはMosque(モスク)と書かれています)です。施設のフロアガイドには、レスト・ルームやATMなどと同じように、分かりやすく記号化されてモスクの場所が表示されています。男女別で用意されていて、空港などにもこのスペースは用意されているそうです。敬虔なイスラム教徒にとって、礼拝(お祈り)は本当に大事な日課なのですね。
「見ると聞くとじゃ大違い!? 現地視察レポート」シリーズ〜第二弾 中東
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- 第5回 ドバイあれこれ編〜スークとショッピングセンター〜
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- 第5回 ドバイあれこれ編〜王様(首長)〜
- 第5回 ドバイあれこれ編〜コラムその1〜
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