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ソニーバンクでは、7月7日より「MONEYKitグローバル」のお申し込み受け付けを開始しました。「貯める」「殖やす」だけじゃない、「使う」ための外貨。この商品コンセプトに基づいて誕生した「MONEYKitグローバル」は、JPモルガン・チェース銀行と共同開発した米ドル決済型のキャッシュカード・サービスです。
今回は、日米という国境を越えた共同プロジェクトのリーダーであるJPモルガン・チェース銀行のトマス J.エッツェルさんにお話をうかがいました。
(インタビューは2003年6月26日に行われたものです。)
1920年代から始まった日本でのビジネス
はじめに、JPモルガン・チェース銀行についてご紹介いただけますでしょうか。もちろん金融界の中では、その名前を知らない人はほとんどいないと思うのですが、日本の特に消費者のかたがたの間では、ご存知ないかたも多いのではないかと思いますので。
そうですね。JPモルガン・チェース銀行は、2001年11月に(旧)モルガン銀行と(旧)チェース・マンハッタン銀行が経営統合して誕生しました。もちろん両銀行はそれぞれ日本においても長い歴史を持っています。
いつごろから日本に拠点があるのでしょうか。
JPモルガンは1920年代にトマス・ラモンという人が、日本で事業を始めるための基礎を築きました。1924年には、関東大震災の震災復興公債1億5,000万ドルを日本政府から引き受けました。その後、日本で最初の拠点として1961年に東京駐在員事務所を開設しています。一方でチェース・マンハッタンは1947年に在日支店を開設していますから、歴史の長さが窺えると思います。と、いっても私はJPモルガン・チェース随一の歴史家ではありませんし、今日は本も持ってきていませんので、これ以上あまり詳しい質問をされるとうまくお答えできるかどうかわかりませんが。(笑)
(笑)では、銀行家としてのエッツェルさんに伺います。(笑)JPモルガン・チェースは主としてどのような分野でビジネスを展開されてきたのでしょうか。
私たちは、主として政府機関、金融機関、また事業会社を顧客として投資銀行業務や商業銀行業務を手がけてきました。いわゆるホールセールと呼ばれる分野ですね。その一方で、一般の消費者のかたをお客さまとするリテール業務は日本ではあまり展開していませんから、ビジネスの世界以外では、あまり名前が知られていないといわれても、そうだろうと思いますね。今回ソニーバンクと共同でMONEYKitグローバルのプロジェクトを進めてさせていただいたわけですが、これも私たちにとっては、ソニーバンクというクライアントに対するビジネスと捉えています。やはり、ホールセールということですね。もともとソニーという会社とのビジネスでいえば、1950年代くらいが最初になるのではないかと思います。

- エコノミスト・インタビュー トマス J.エッツェル氏(1)
- エコノミスト・インタビュー トマス J.エッツェル氏(2)
- エコノミスト・インタビュー トマス J.エッツェル氏(3)

