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ソニーバンクからのメッセージ

必ずお読みください リスク商品の重要事項

2007年10月15日平均一人ひとりへ向けたサービスを

ある集団を語るときには平均値がもっとも代表的な値となるはずです。ところが、最近の社会的現象をみると平均値の持つ意味が以前よりも小さくなっているように感じます。統計的には、分布が偏っている、複数のピークがあるといった変化が生じているのでしょう。かつて、「みんなで渡れば怖くない」という言葉がありました。平均値が怪しいということは集団の均質性が薄れ、「みんな」が成立しにくくなっているということではないかと思います。

例えば、格差社会とは主として経済的な指標でみた場合の分散が広がっているということの一つの表現でしょう。土地や絵画などの個別性の強いものを別にして、一般的な経済的格差であれば、そこに収益機会を見出す(格差こそチャンスという発想)、収益性の高い分野へのシフトが起きる、などの動きによって格差は縮小の方向に向かい、その結果、経済全体の効率性が高まるというのが自由な経済活動の基本的なメカニズムであるはずです。

しかし、失われた10年といわれる長期の不況で一段とばらつきは大きくなったように思います。言い換えれば、平準化のメカニズムが十分に機能せず、格差が固定化しつつあると感じられるということです。つまり、格差が再生産されているということで、これこそが問題でしょう。この問題の解決のためには、対症療法的に格差を埋めるだけでなく、基本のメカニズムを機能させることが必要ではないでしょうか。

ところで、経済や社会が発達するということは個人にとって行動の自由度が増すことにつながります。したがって、時代とともに個人の行動パターンが多様化するというのは避けられない方向でしょう。そのように考えて、ソニーバンクも個人の多様なニーズに応えるという基本からスタートしました。多くのお客さまが既に銀行口座をお持ちになっているなかでソニーバンクを選んでいただいているということ自体が多様化した行動の表れですし、ソニーバンクの使い方についてもその傾向があるように感じます。お客さまを一括りにはできないということです。

企業理念にもあるように、ソニーバンクでは一人ひとりのお客さまに向けてサービスを提供することを目指しています。そのためには、これまで以上に細かくお客さまを知っていく必要があると思っています。先日、一部のお客さまとはなりますが、不満足度調査にご協力いただきました。改めて御礼を申し上げますとともに、その結果なども生かして、一人ひとりのお客さまのニーズに応えるサービスに近づいていきたいと思います。

ソニー銀行株式会社
代表取締役社長
石井茂

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