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2007年3月12日「臨機応変」物語を生きる
私たちは物語を生きています。自分としての世界を構築し、自分の行動はその世界と整合的でありたいと願っているのではないかと思います。
企業も同様です。経営の任に当たる人は誰でも将来像をイメージし、それを実現したいという思いを持っているのではないでしょうか。その意味では、経営というのはクリエイティブな作業かもしれません。
ソニーの財務部に席を置きながら、専らインターネットで取引する現在のソニーバンクをイメージしたときもそうでした。周囲から無謀と思われましたが、当事者としては見てみたいという思いが強くありました。ソニーで計画が承認され、その後多くの人々の協力を得られたのもその思いが伝わったからではないかと思っています。
個人の資産形成・運用のためには株式が必要だと考えています。今回、3月2日にプレスリリースを行った通り、海洋証券を子会社化することについては、方針転換を余儀なくされていますが、株式の取引までを可能とする銀行というイメージは変わることなく強く持っています。それも、銀行との間でスムーズに資金を移動できる形で行ないたいと考えています。証券会社を子会社として保有しようとする計画はこの目的を達成するための手段です。
現在の状況を認め、やり方は変える必要があります。ただ、これまでに行なってきた準備を生かし、なるべく早くスタートできるよう工夫しています。やり方の変更は、ソニーバンクのお客さまが使いやすい証券サービスを提供するという物語の一つの過程です。臨機応変の対応によって、それほど遠くない時期に新たな証券サービスを提供できると見込んでいます。
新サービスにご期待くださるようお願いいたします。
ソニー銀行株式会社
代表取締役社長![]()

