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2007年1月29日「二極化」より使いやすいサービスを目指して
消費、雇用、所得分配など、経済の分野ではあちこちで「二極化」が進展していると言われます。種類は違いますが、ソニーバンクのお客さまも頻繁にご利用いただいているかたとそうでないかたとに二極化しつつあると思います。
ところで、日銀は1月の政策決定会合で金利の引き上げを見送りました。それまでの新聞報道等から市場は引き上げの可能性が高いと予想していただけに、決定直後は市場にも混乱がみられました。今回についていえば、将来の動向を予想して金融政策を決めるとしている割には、過去の数字である足下の経済指標に偏った判断だという印象を拭えません。ただ、経済は生き物ですから、何が正しいというのは簡単に判断できないでしょうし、審議委員にかかる重圧というのは私たちの想像を超えていると思います。そのような中で市場にきちんと情報を提供し、理解を得られる判断を下していくことが、信頼を勝ち取っていく道なのだと思います。
この例に限らず、コミュニケーションをとるのは大変難しいものです。こちらの考えをすべて分かる相手と話をすれば気持ちが悪いこと甚だしいと感じるでしょう。しかし、普段のコミュニケーションでは、どこかで自分の気持ちを分かってほしい、さらに、できれば賛同してほしいという思いがついてまわります。それに気付かされたときには、いかに自分の都合でものを考えているのかと反省させられるのですが、すぐにその現状を忘れて、自分の角度からしかものが見えなくなり、分かってほしくなります。
ソニーバンクのご利用が二極化するのも一種のコミュニケーションの問題かもしれません。自分を理解してもらうためには、まず相手を理解することが必要です。私たちは現在のソニーバンクにあまりに慣れてしまって、そのサービスには想像する以上の死角ができてしまったのかもしれません。せっかく口座を開設していただきながらあまりご利用いただけないお客さまはどこに問題を感じられているのかを見極められるよう努力し、改善していきたいと思います。
ソニー銀行株式会社
代表取締役社長![]()

