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2006年1月16日「創造的破壊」ネット銀行ナンバー1を目指して
新しい年がスタートしました。
一年の計を立て、新しい年に、新しい気持ちで取り組んでも、いつのまにかルーティンに陥り、マンネリ化していきます。そのままにしておくと発展よりは停滞に向うことになります。経済発展の本質は「創造的破壊」にあると喝破したのはシュンペーターです。この主張は現代の日本の経営者の間でも人気があるようです。もっとも、シュンペーターは創造が破壊をもたらすという文脈で使ったのだと思うのですが、破壊の後に創造が起きるという受け止め方も多いようです。一度すべてを整理して創造に向うというほうがすっきりしていますし、縺れてしまった諸々をご破算にするというイメージは清々しさを覚えるからかもしれません。また、日本は敗戦によってゼロからスタートしたという思いも重なっているようにも思います。
創造のない破壊はただの破壊に過ぎません。発展のポイントは創造にあります。しかし、これが難しい。破壊は感情だけでも可能です。創造も感情だけで行えるのであれば、ちょうどコインの裏と表のような関係で、話は簡単なのですが、そうはいきません。創造には意志が必要だからだと思います。言い換えればある気持ちを持ち続けることが必要です。ところが、持続は感情となかなかなじみにくいもののようです。個人的にも、堅固な意志よりは三日坊主という言葉のほうが近しい感じがします。
企業にとって創造とは、お客さまに価値あるものを提供する作業だと考えています。企業が提供するサービスの基本は反復と継続にあります。その上で、新しいものを付け加えていかなくてはなりません。多くの場合、すべてを清算しないと創造が始まらないということはありません。反復と継続を繰り返しながら、自己を客観的に評価し、改革を続けていくことになります。それは、怠惰に流れ、崩れようとする力に対抗してある調和を作り出そうという作業のように思います。
ソニーバンクは既存のやり方を見直し、考え直していきます。そうして、ネット銀行といえば、まず一番に思い出していただける銀行、お客さまの満足度の高い銀行を目指していきます。
ソニー銀行株式会社
代表取締役社長![]()

