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ソニーバンクからのメッセージ

必ずお読みください リスク商品の重要事項

2005年10月17日フェアであるためにコンプライアンスは倫理遵守

最近、あるファンドマネージャーの方が、フェアとは法令遵守ということだという趣旨の話をされていました。

ソニーバンクでも企業理念の冒頭にフェアを掲げています。ただ、これは法令遵守という意味で使っているわけではありません。サイトの「企業理念」でも説明を添えていますが、商品の上では、市場に基準をおき、またお客さまに分かりやすいということを具体的な内容としています。

この方針に則って、これまでも理念に沿った商品・サービスの提供に努め、不十分な部分があれば、改善を進めてきました。たとえば、2004年12月から取扱を開始した特約付外貨定期預金では、用語の使い方や残高表示が分かりにくかったと反省し、新規の募集を一時的に中止していました。その間に商品説明を再度見直し、修正した上で、この10月から募集を再開しています。

ところで、フェアとして説明された「法令遵守」という言葉は、一般的にはコンプライアンスの訳語として扱われています。コンプライアンスに対応する概念が確定していなかったという事情によると思いますが法令遵守はコンプライアンスを指すには狭いと思います。コンプライアンスにはより積極的な行動規範という側面があるからです。たとえば、杉本泰治著「経営と技術のための企業倫理――考え方と事例」のなかでは、コンプライアンスとは倫理の遵守だと述べられています。倫理は対人関係の規範だと整理できますから、コンプライアンスとは行為規範を守るということだと思います。

企業というと複雑になりますが、組織を構成し、ひとつひとつの行為を行なうのは一人の人間です。理念を掲げているのは、移ろいやすい心の原点を確保し、行動を振り返る手立てとして理念のような形式が必要となるからです。ただ、形式には形骸化という落し穴があります。そのような落し穴に陥らないためには、常に規範を支える意識を保たなくてはなりません。それには、理念の方向に行動を合わせていく努力を続けていくことしかありません。

理念を血肉にするには、実際の行動を通じるほかありません。ソニーバンクのスタンスをご理解いただいたお客さまの期待を裏切らないためにも、安心できるサービスを提供していきたいと思います。

ソニー銀行株式会社
代表取締役社長
石井茂

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