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2005年6月27日「理路整然と間違える」低金利時代の投資信託の品揃えを進めています
投資にあたっては先入観を捨て、市場に聞くことが大切なようです。何事であれ事実から発想することが重要です。とりわけ証券投資では損益という形ではっきりと結果が現れますから痛切に感じるのでしょう、相場師といわれる人は古今東西を問わず、しばしば感情(思い)に溺れてはならないという教訓を残しています。
経済や株価の見通しに関して、「理路整然と間違える」という表現を聞いたことがあります。短期金利を引き上げても長期金利が安定あるいは低下しているアメリカの金利状況について、米国連邦準備理事会のグリーンスパン議長は「謎」だと述べました。これは、理由は説明できないけれどもそのような現象が生じているということを認めた言葉だと思います。私たちはこのようなときに往々にして「おかしい」と言いたくなります。気分としては現実のほうが間違えているというところでしょうか。私たちは自分が正しいという思いに固執しがちです。
しかし、現実が思うとおりに展開していないのは、自分の考えている理屈に合わないということであって、別な観点の理屈からは合っている(あるいは私が何らかの理屈を見落としている)のかもしれません。実際、多くの場合、解説という形で、後から理屈がついてきます。私たちのなかには、どのようなものであれ納得したいという欲求があるように思います。ですから、自分の中で納得できない(あるいは整合性が維持できない)と落ち着かない感じが残るのでしょう。今後を少しでも見通そうというのであれば、現実を認め、理解するということのほうが大切なように思います。現在、世界的に金利には低下圧力がかかっており、長期金利はGDP成長率を下回った状態が続いています。グリーンスパンのいう「謎」はすぐには解消しそうにありません。
どのような資産に投資すべきなのか、これといった選択肢がないと感じられていることと思います。そこでソニーバンクでは昨年以来、REITやエマージング・カントリーの株式への投資を可能にする商品などを提供してきました。さらにこの6月27日からは2本の投資信託の取扱を新たに開始しました。興銀第一ライフ・アセットマネジメントが運用する「DIAM世界好配当株オープン(毎月決算コース)」とメリルリンチ・インベストメント・マネジャーズの運用する「メリルリンチ・ゴールド・ファンド」です。
株式の収益は配当とキャピタル・ゲイン/ロスの合計です。世界好配当株オープンは世界の株式を対象に、配当利回りの高いものに投資しようとするものです。また、ゴールド・ファンドは金に直接投資するのではなく、海外の金鉱株を中心に投資するものです。また、投資方針としては、金の埋蔵量、産金コストなどを推計し、割安の銘柄に投資することとしています。
いずれも、国内では投資しにくい株式に専門家の助言を得て投資するものです。投資信託の特性を活用したファンドではないかと考えます。ぜひ、ポートフォリオの一つとしてご検討いただければと思います。
ソニー銀行株式会社
代表取締役社長![]()

